『火男(ひおとこ)』煽り耐性0の炎の妖怪VS人間のバトル!
炎の妖怪の昔話が日本各地に伝承されているねー。今日はそんな怪異の代表的な話をみてみよう。
注意:「火男(ひおとこ)」という話は、特定の地域に伝わる昔話というわけではなく、火に関する妖怪や精霊のような存在は日本各地の民話に散らばっています。実際に「火男」という名前そのものの伝承はあまり一般的ではありませんが、火にまつわる妖怪は全国的に見られます。たとえば、火の玉や火事を引き起こす妖怪の話はさまざまな地方に存在しています。
「火男(ひおとこ)」は、日本の昔話や民話の中であまり知られていない物語の一つですが、その内容には迫力と不思議さがあります。火男は、火を操る小さな妖怪として登場し、村や人々に災いをもたらす存在です。
なるほどー。ではではスタート( ゚Д゚)挿絵お願いね(*‘∀‘)
火男
むかしむかし、山深い村に、恐ろしい火の妖怪が現れた。そいつの名は「火男(ひおとこ)」。赤い体に燃え盛る炎を纏い、村人たちの家や畑を次々と燃やして回った。
おおおおお・・・すでに勝てる気がしないんだが(゚Д゚;)さっき小さな妖怪って言ってなかった?w
「もうこれ以上、村を焼かせはせん!」
そう決意したのは、知恵と勇気を兼ね備えた若者でした。
火男の力に正面から挑むのではなく、知恵を絞った。
後ろの人全員が丸坊主なんだが・・・敵が後ろにいる様だw
ある日、若者は火男の弱点が「水」だと聞いた。
「水があれば、火男も力を失うはずだ。」
若者は川に火男をおびき寄せ、そこで退治する計画を立てた。
(。´・ω・)ん?・・・( ,,`・ω・´)ンンン? たんじろー??
火男の時点で水は弱点だよねwこれは聞かなくても予想がつくのでは!?
その夜、火男は再び村を襲った。
若者は勇気を出して火男に向かって叫んだ。
「さあ来い、火男! お前の火など怖くない!」
若者は火男を挑発し、川へとおびき寄せた。
怒り狂った火男は、炎を燃え盛らせながら若者を追いかけてきた!
おお!いいかんじ!・・・だけどさっきも言ったけど「小さく」ないよ!?むしろデカいよ!?
周りが燃えてるのが気になるね(´・ω・`)
しかし、煽り耐性が0なんだねー。火の妖怪は短気な話が多い気がする。
火の妖怪が短気とされることは、その性質と深く関係しています。火は燃え上がる力を持ち、急激に広がったり、制御が難しくなる特性があります。この特性が、火にまつわる妖怪の性格として表現されることが多く、以下の理由から「短気」や「怒りっぽい」性格として描かれることが多いのです。
なるほどー!煽り耐性がゼロであることは昔からの設定であり、火の激しい特性なんだねー
川のほとりで若者は大きな水桶をひっくり返し、火男に向かって水を浴びせた!
「これで終わりだ、火男!」
火男は水を浴びると力を失い、炎が消え、ついには川に流されていった…。
めっちゃかけてますやんw確かに小さい妖怪ならこのバケツサイズで行けると思うが、もはやモンスターな火男にきくの?不安(´・ω・`)
ていうか、水に入り込んでしまったのね。短気は損気、そんな言葉を描いたような絵だけど・・・なんかシュールで笑えるw
火男が消え去り、村に再び平和が訪れた。
若者は村人たちに迎えられ、みんなで感謝の言葉を口にした。
こうして、勇気と知恵を持つ者が勝利し、村は二度と火男に襲われることはなかった。
めでたしめでたしだねーあれ?結構うまく描けたのでは?(*‘∀‘)
というわけで、日本各地に伝わる火男でした。名前は違う場合が多いけど、よく読むと似た話が多いので見つけてみてね。
炎を題材にした伝承では、火を操る神、妖怪、悪魔などの存在は、火が持つ創造と破壊の二面性を反映しています。火の神はしばしば命や文化を守る一方で、火の妖怪や悪魔は破壊と恐怖の象徴として描かれます。これにより、火という自然の強力な力が人々にどのような影響を与え、畏敬の念を抱かせてきたかが伝わってきます。
おおΣ(・ω・ノ)ノ!
なるほど、奥が深いね(*‘∀‘) ババ・ヤガーの話でも炎だったね。
ちなみに、今回サムネで使った画像ですが、ワイは鬼滅の刃をしていしていませんw
だが、、、なんど生成してもタンジローになるで今回はこのまま掲載しました(´・ω・`)
神話や伝承における炎の精霊
今回は妖怪でしたが、多くの文化で炎を象徴する神や精霊が存在します。
- ゾロアスター教では、アータシュ(アータル)が炎の神格として重要な役割を果たしています。
- 古代ギリシアでは、プロメテウスが人類に火をもたらしたとされています。
- 北欧神話では、巨人スルトが炎を操り、ラグナロク(終末)において世界を焼き尽くす存在として知られています。
- 日本の神話にも、火の神「火之迦具土神(ヒノカグツチ)」が登場し、炎を司る存在として伝えられています。
火は怖い存在であり、生きるために必用なぬくもりをくれるありがたい存在ですね。