海の水が塩辛い理由?北欧、ヨーロッパに伝わる「塩を挽く魔法の石臼」
なんで海の水は塩辛いの?
海が塩辛いのは、川が岩石から溶け出した塩分を運び込み、蒸発によって水が失われる一方で塩分が濃縮され続けたためです。これは何億年にもわたる自然のプロセスの結果であり、現在の塩分濃度が生まれた理由です。
うおおおおん!!!終わってしまった!
これでは辛いので、北欧、ヨーロッパで語り継がれてきた「海が塩辛い理由」をご案内します。ちょっとヤラカシたことがある人はドキッとするかも?w
塩を挽く魔法の石臼
あるところに、非常に貧しい男がいました。彼は食べ物もなく、毎日を苦しい生活で過ごしていました。
ある日、彼は森の中で迷い、偶然にも悪魔に出会います。
悪魔は男に「何でも挽ける魔法の石臼」を渡す代わりに、少しばかりの代償を要求します。
男は躊躇しましたが、その石臼が自分の苦しい生活を変えることができると信じ、取引に応じます。
めっちゃ悪魔w
家に戻った男は、早速石臼を使ってみました。
「パンを挽け」と命じると、石臼はすぐにパンを挽き始め、次々と美味しそうなパンが出てきます。
男は驚き、次は「肉を挽け」と命じました。
すると今度は、山ほどの肉が挽き出され、男は石臼の力に大喜びします。
めっちゃ出るw( ゚Д゚)
男は石臼を使って豊かになり、どんどん裕福な生活を送るようになりました。
しかし、男は石臼の止め方を教えてもらっていないことに気づきます。
最初は困らなかったものの、やがてその問題が大きくなっていきます。
石臼は、男が命じたものを永遠に挽き続けてしまうのです。
止め方が分からないとかすっごいねw
ある日、男は石臼に「塩を挽け」と命じます。
しかし、石臼を止める方法がわからず、次々と塩が挽き出され、家の中が塩でいっぱいになっていきます。
男は必死で石臼を止めようとしますが、どうしても止まらず、塩は止めどなく溢れ続けます。
なんで塩をだしたのよ!めっちゃダッシュしてるWW「やっべ!やらかしたわ俺!!」
男はついに石臼を止められないことを悟り、塩で溢れた家から石臼を持ち出して海へ向かいます。
海に石臼を投げ捨てれば、事態を収拾できるかもしれないと考え、ついに石臼を海に投げ込みます。
石臼は海に沈んでいきますが、海の中でも塩を挽き続けます。
(。´・ω・)ん? これなにしとるん?やらかしたので隠して逃げようというリアルな行動w
海に投げ捨てられた石臼は、海の底でも塩を挽き続けました。
その結果、海はどんどん塩辛くなり、やがて全世界の海が塩辛いものとなってしまいました。
男はその後も海がしょっぱい原因を知りつつ、静かに暮らしました。
とにかく「隠し」て「捨て」て「逃げ」て「知らんふり」をする!!( ゚Д゚)
なんなんこの人!静かに暮らせると思うなよ・・・www
というわけで考察!!
この話は何を伝えているのか?
海は悪魔がくれた石臼が塩を無限にだしているからしょっぱいんだよ~ではなく!この話が何を伝えているかを考えてみましょう。
1. 欲望の制御
物語では、男が魔法の石臼の力を使って一時的に豊かになりますが、その力を正しく制御できなかったことで大きな混乱を引き起こします。この教訓は、無限の欲望や力を得たとしても、それをコントロールできなければ破滅を招くというメッセージを伝えています。
- 制御の大切さ: 資源や権力を持っても、使い方を誤るとそれが逆に災いをもたらすことがあるという教訓です。
2. 無計画な豊かさの危険
魔法の石臼は豊かさを無限に生み出しますが、止める方法がわからないとその豊かさが逆に問題となります。これは、何事にも計画や限度が必要であることを示しており、無限の資源や富を望むことが必ずしも良い結果をもたらすわけではないという教訓です。
- コントロールと責任: 手に入れた力や富は、適切な計画と責任を持って管理する必要があるということ。
3. 自然の力と人間の欲望
最後には、石臼が止まらないことで海が塩辛くなるという結末になりますが、これは自然界に対する人間の過剰な介入が自然のバランスを崩すことを示しているとも解釈できます。人間の欲望が、思わぬ形で自然界に影響を与えるというメッセージです。
- 自然との調和: 人間の欲望や行動は、自然との調和を考えて行動しなければならないという教訓です。
まとめ
この物語の教訓は、欲望の制御とコントロールの大切さ、計画と責任、自然とのバランスを学ぶものです。何かを手に入れることや力を持つこと自体は悪いことではありませんが、それを正しく扱うことが重要であり、さもなければ破滅や予期せぬ災厄を招く可能性があるという点を伝えています!
で!!海が塩辛い本当の理由は?
ガチな話をしますと・・・海の水がしょっぱい理由は、主に海に含まれる「塩分」によります。この塩分は、長い年月をかけて陸地から流れ込んだ河川や、海底の地層から供給されるミネラルに由来しています。
具体的には、以下のような過程で海水に塩分が溶け込んでいます( ゚Д゚)
- 河川からのミネラルの流入
降雨によって地表が浸食され、岩石や土壌に含まれるナトリウムやカルシウム、カリウム、マグネシウムといったミネラルが河川に溶け込みます。この河川が海に流れ込むことで、海にこれらの成分が蓄積されていきます。ナトリウムと塩素が結びついて「塩化ナトリウム」となり、いわゆる塩分となります。 - 海底火山や熱水噴出孔
海底には熱水噴出孔や海底火山があり、そこからもナトリウムやマグネシウムといった成分が放出されます。これらの成分も海水に溶け込み、塩分濃度を高めます。 - 水の蒸発
海の水は太陽の熱で蒸発しますが、塩分は水と一緒に蒸発しないため、海水に塩分が残ります。こうして塩分が濃縮され、しょっぱい味が増します。
このように、長い間にわたってさまざまなミネラルが溶け込んで蓄積されることで、海の水がしょっぱくなっているのです。
でも石臼のせいかもしれないよ!!(´・ω・`)