世界のゴブリン詰め合わせ
ゴブリンってご存じですか?ゲームや漫画、映画でもおなじみの小鬼さんですね。本来は、ヨーロッパ全域で伝承される小さな妖精や精霊的な存在を総称する言葉です。
地域や文化によって、働き者のゴブリンもいれば、いたずら好きや不吉な存在として描かれるゴブリンもおり、多様なキャラクターが形成されています。
なるほど!というわけで、ゴブリンを少しまとめてみましょう!!
誰得?・・・漫画家さんとかかな(´・ω・`)GO!!
ゴブリンを詰め合わせてみたよ
1. ホブゴブリン(Hobgoblin)
- 概要:親しみやすいゴブリンで、特にイギリスの伝承で知られています。家事や農作業をこっそり手伝うなど、好意的で助けになることが多いです。ただし、見返りを嫌がるため、服や報酬を与えると姿を消してしまいます。
- 特徴:いたずら好きですが基本的に善良。助ける気持ちがあり、頼りになる存在です。
見返りを求めないので、お礼の品を置くのはNGですよ。
・・・仏さまか?ww
2. ブラウニー(Brownie)
- 概要:スコットランドやイングランドの伝承に登場し、ホブゴブリンに似た性質を持ちます。ブラウニーも家事を手伝ったり、家を守ったりすることで知られ、家族が寝静まった後に働くことが多いとされます。
- 特徴:こまめで働き者。お礼には少しの食べ物を好みますが、やはり衣服を渡すと去ってしまうと言われています。
服を上げるのはNGですが、食事は喜びます。
3. ノッカー(Knocker)
- 概要:ウェールズやコーンウォール地方に伝わる鉱山の精霊です。ノッカーは鉱山の中で「カン、カン」と音を鳴らし、鉱夫に鉱脈の場所を知らせたり、事故を防いだりすることがあるとされます。
- 特徴:鉱山に住んでおり、鉱夫に警告を与えたり、危険から守ったりする守護的な存在です。
鉱山で助けてくれるゴブリンさん。これもゴブリン?って感じかもですが、精霊や妖精の類なのでゴブリンにカテゴライズされます。
4. ボガート(Bogart)
- 概要:イギリス北部の伝承に登場し、ホブゴブリンとは異なり、不吉な存在とされています。ボガートは家に取り憑き、人々に不幸をもたらすことが多いです。例えば、物を隠したり、悪夢を見させたりします。
- 特徴:不親切で厄介者として知られ、通常は悪意を持って行動します。人々にとっては避けたい存在です。
物を隠すのはやめてwww
5. クリューリカン(Clurichaun)
- 概要:アイルランドの伝承に登場する小さな妖精で、レプラコーンに似た性質を持ちますが、酒を好むことで知られています。酒蔵を守り、盗みを働く者から酒を守る存在ですが、悪戯を仕掛けることもあります。
- 特徴:酒を愛する性格。酒蔵を守るなどの面では役に立つが、時折気まぐれでいたずらをします。
お酒を守るゴブリンです。ちょっといたずらしますけど、お酒好きには最高の友だちですね。眼が
6. コーボルト(Kobold)
- 概要:ドイツの伝承に登場する精霊で、家の中や鉱山、船などに住むと言われます。場所によって役割が異なり、鉱山では鉱脈を知らせ、家庭では家事を助けます。しかし、不適切に扱われると怒って災厄をもたらすこともあります。
- 特徴:働き者で、親切な面も持つが、礼儀を欠いた行動には厳しく、報復することもある慎重な存在。
失礼な人には容赦ないですが、礼儀をわきまえる人にはとっても親切だそうです。
これらのゴブリンたちは、それぞれの特徴や行動が伝承に基づき描かれ、善意で助ける者からいたずらや災厄をもたらす者まで、多様に分類されています。
同じ「ゴブリン」でも、それぞれ異なる性格や役割を持っているのが面白いですよね。