ソロモン72柱の悪魔ボティスWITH柴犬:和解させる能力だが・・・扱い注意!
ボティスは、ソロモン王が召喚し使役したとされる72柱の悪魔の中で、第17位に位置する大いなる伯爵にして総裁です。彼は、60の軍団を率いる指揮官として知られています。
ボティスの特徴と姿
ボティスは召喚されると、まず醜い毒蛇の姿で現れると言われています。しかし、召喚者の命令によって、次のような形に変化します:
- 人間の姿:角が2本生えた男性の姿で、大きな牙を持つ。
- 武器:輝く鋭い剣を携えている。
ボティスの能力
ボティスの主な能力は以下の通りです:
- 過去と未来を語る
ボティスは過去の出来事や未来の運命について語る力を持っています。 - 敵対者の和解
彼は友人同士や敵同士を一時的に和解させることができます。ただし、これらの和解は持続するものではなく、短期間に限られるとされています。
ボティスの別名と関連性
- ボティスは、別名として「オティス(Othias)」または「オティウス(Othius)」とも呼ばれることがあります。
- 彼は、他の高位悪魔たちとの階層的な関係が示唆されることが多く、アガリアレプト(Agaliarept)などの配下であるとも言われています。
ボティスの召喚と役割
グリモワール(魔術書)に記される召喚術を用いることで、ボティスは召喚者の命令に応じて忠実に働くとされています。ただし、召喚する際には十分な注意と知識が求められます。
参考文献や背景
ボティスに関する記述は、主要な魔術書である『レメゲトン(Lemegeton)』の一部である『ゴエティア(The Goetia)』に記されています。この書物は、中世からルネサンス期にかけてのヨーロッパで非常に影響力がありました。